2010年2月10日水曜日

このブログについて

ホセ・オルテガ・イ・ガセト(1883-1955)の大衆の叛逆を読了。

大変、示唆に富んだ書物で、骨太すぎた。だが、おもしろかった。ということで、このブログでは、それらの記述のメモとして、復習ノートとして使おうと思う。

オルテガは、スペインの哲学者だ。1883年に生まれ、「大衆の叛逆(La rebelión de las masas)」が世に刊行されたのは1929年。第一次世界大戦が終わり、ちょうど世界恐慌が世界を襲っていたそんな時世に書かれたものだった。

感銘を受けたのは、まず著書で主張されている内容は、今の日本でも起こっていることであり、今読んでも、古いどころか どの新書よりも目新しく感じるところである。

哲学というのは、時代の状況を徹底的に知り尽くし、あらゆる利害を排除した学問だと認識しているが、オルテガの大衆論もそのひとつであり、そういった形で抽出された概念は時代を超えて 人々に愛されるのであろう。

今、僕はこの難しい本を一度読んだ。だが、まだ完全な理解には程遠い。というか、おそらく一分も理解できていないだろう。再読するだけではおそらく血肉にはなりそうもないし、人に説明することすらできない。

というわけで、拙い文章ではあるが、自分の感じたことをこのブログに綴って行きたいと思う。あくまでも自分の為の、勉強ブログである。



2010年2月8日月曜日

プロフィール

ハンドルネーム: yuki
興味があるもの: 経済学、哲学、人文科学全般
これまでに読んで感銘を受けた書物:「大衆の叛逆(オルテガ)」、「国富論(アダム・スミス)」、「資本論(マルクス)」、「雇用、利子、お金の一般理論(ジョン・メイナード・ケインズ)」、「存在と時間(ハイデガー)」、「西洋の没落(シュペングラー)」、「大転換(カール・ポランニー)」、「経済の文明史(カール・ポランニー)」「方法序説(デカルト)」
好きな食べ物: 生野菜、梅干し
好きなスポーツ: 水泳